動物・海洋・ペット業界コラム
お役立ち情報

動物関連の職業は資格なしでも就職できる?資格の必要性と人気の仕事17選

アイキャッチ

「動物の職業は資格がなくても就職できる?」

「本当に資格は必要なの?」

動物関連の職業に就きたいけれど、資格なしでも仕事ができるのか、資格の必要性はあるのか気になる人もいるでしょう。

本記事では、動物業界で10,000名以上の卒業生が活躍しているTCA東京ECO動物海洋専門学校が、動物の資格の必要性や人気の仕事を紹介します。

一読すると、資格の必要性だけでなく、就職に最適な学校の選び方や気になる職業などを知る手助けになるでしょう。

動物関連の仕事に就きたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

動物の資格一覧

動物の資格一覧

動物関連の仕事は、民間資格を取得していればできるものが多いです。

そこで、人気がある仕事のなかから、将来的に役立つ資格を以下にまとめました。

資格名 資格概要 発行団体
愛玩動物看護師 ・動物看護師の資質向上や業務の適正などを図るために制定された国家資格 一般財団法人動物看護師統一認定機構
JKC公認トリマー ・トリマーを目指す人が初めて取得することが多い資格 ジャパンケネルクラブ
愛玩動物飼養管理士 ・動物の飼育管理や病気の予防知識、動物愛護の法律などを学べる資格 公益社団法人 日本愛玩動物協会
ペット栄養管理士 ・ペットの食事や健康をサポートする資格 ペット栄養学会
ドッグトレーナーライセンス ・家庭犬をしつける知識やスキルを学ぶ資格 日本ドッグトレーナー協会

動物関連の資格は複数の仕事で使える場合が多いため、なりたい職業に関係するものを取得しておくのがおすすめです。

次章から紹介する人気の職業を確認し、有利になる資格やより深い仕事内容などを知りたい場合は、記事内にあるリンクをクリックしてみてください。

動物の資格なしでもなりたい仕事に就ける?

動物の資格なしでもなりたい仕事に就ける?

動物の仕事は、資格がなくても就職できます。なぜなら、未経験でも求人募集を行っていることがあるからです。

ですが、知識や技術を身につけている有資格者の方が就職は有利になりやすいです。

動物の資格がなくても就職できますが、なりたい仕事に就ける可能性は有資格者の方が高いでしょう。

動物の資格を取得する理由

動物の資格を取得する理由

動物の資格は知識や技術を習得している証明になるため、取得していると信頼度が増します。

また、動物との関わり方やしつけ方などが分かると1頭ごとの性格の違いにも対応できるため、信頼関係も得やすくなります。

自宅でペットを飼っている人は「資格を取得していなくても、毎日ペットと関わっているから大丈夫」と、思う人もいるかもしれません。

ですが、正しい知識や技術はペットを飼っているだけでは分からなかったり、身につかなかったりすることもあります。

仕事をしながら勉強して資格を取得する方法もありますが、企業側は教育コストがかからず、即戦力になる人材であるほど嬉しいものです。

力量を測る目安になる資格を取得すると、一定の知識や技術を習得していることが分かります。

就職を有利にしたい場合は、なりたい仕事に関連する資格を取得しておくと良いでしょう。

動物の資格必須の職業は2つだけ

動物の資格必須な職業は2つだけ

動物の資格は国家資格と民間資格があり、多くは民間資格です。動物の資格が必須なのは、国家資格にもなっている以下の2つの職業だけです。

  1. 獣医師
  2. 愛玩動物看護師

1つずつ、説明していきます。

  1. 獣医師

獣医師は獣医学科のある大学に6年間通い、国家試験に合格して初めて獣医師免許を取得できます。

獣医師免許を取得すると、ペットだけでなく、畜産動物や動物園、水族館などのさまざまな動物の治療や検査が行えます。

動物の命を預かる獣医師の仕事は、国家資格が必須の数少ない職業の1つです。

  1. 愛玩動物看護師

愛玩動物看護師は、2019年6月に制定された法律「愛玩動物看護師法」により新設された国家資格です。

国家資格を取得すると、今までは医師だけしか行えなかった採血や投薬、マイクロチップの装着などが行えるようになります。

TCA東京ECO動物海洋専門学校の動物看護師専攻」と「愛玩動物看護師&高度医療専攻は、愛玩動物看護師の資格取得を目指せる専攻です。

校内にある手術室で犬や猫の治療や処置をするため、専門的な知識だけでなく、実践的な技術も身につけられます。

次章からは、民間資格がある職業を資格の必要性を含めて紹介していきます。

動物の資格なしでもできる仕事3選

動物の資格なしでもできる仕事3選

動物の資格がなくても就職できる仕事は、以下の3つです。

  1. ペットショップのスタッフ
  2. ペットホテルのスタッフ
  3. アニマルカフェのスタッフ

ただし、資格がないと専門的な知識や技術が身についていないため、動物と関わりの浅い仕事が多くなります。1つずつ説明していきます。

1.ペットショップのスタッフ

ペットショップのスタッフは、お客さまの対応や動物のお世話、健康管理、店内で販売している商品の在庫管理などを行う人です。

資格を持っていなくても就職はできますが、店内やケージ内の掃除、レジ打ちなど補佐的にできる簡単な仕事がメインになります。

TCA東京ECO動物海洋専門学校のペットワールドは「ペットトリマー&ヘルスケア専攻」と「ドッグトレーナー専攻」があり、ペットショップスタッフに必要な動物の体の構造やトリミング、しつけ方法などが学べます。

また、動物ワールドの「動物園・動物飼育専攻」では、小動物や爬虫類などの飼育管理も学べます。

2.ペットホテルのスタッフ

ペットホテルのスタッフは、飼い主が仕事や旅行で家を留守にするときにペットを一時的に預かり、餌やりやトイレ、散歩などのお世話をする人です。

ホテルによってはトリミングやしつけサービスを行うところもありますが、資格がない場合は接客や電話対応などの専門的な知識や技術がなくてもできる仕事を請け負います。

TCA東京ECO動物海洋専門学校のペットワールドにある「ペットトリマー&ヘルスケア専攻」や動物看護師専攻」と「愛玩動物看護師&高度医療専攻では、感染症や体調管理など、ペットをホテルで預かった際に必要な知識や技術を習得できます。

3.アニマルカフェのスタッフ

アニマルカフェのスタッフは、カフェで飼っているペットの餌やりやトイレ掃除、写真撮影などを行います。

また、接客や調理、清掃業務なども業務の1つです。

資格がなくても接客やペットの餌やり、トイレ掃除などは行えるため、まずは補佐的な業務から始めて徐々にできる仕事を増やしていきます。

TCA東京ECO動物海洋専門学校のペットワールドにある「ドッグトレーナー専攻」では、犬のトレーニング演習や食事管理などを学びます。

犬や猫以外の動物を扱うカフェで働きたい場合は、ウサギやフェレットなど小動物の飼育方法や動物栄養学が学べる動物ワールドの「動物園・動物飼育専攻」もおすすめです。

動物の資格がないと支障あり!技術が必要な仕事3選

動物の資格がないと支障あり!技術が必要な仕事3選

資格がなくても就職はできますが、技術を身につけていないと支障が出る仕事は以下の3つです。

  1. トリマー
  2. ペットシッター
  3. ペット栄養管理士

動物と深い関わりを持って仕事がしたい場合は、資格の取得が必須です。順番に確認していきましょう。

1.トリマー

トリマーは、ペットの毛や爪をカットしたり、シャンプーやリンス、ブラッシングなどをしたりして外見を整える仕事です。

大切なペットを預かり、要望に合わせてカットするため、一定水準の技術を身につけていないと、トリマーの仕事は任せてもらえないでしょう。

TCA東京ECO動物海洋専門学校のペットワールドにある「ペットトリマー&ヘルスケア専攻」では、トリマーに必要なトリミング演習やドッグトレーニングなどが学べます。

実践的に習得できる環境に身を置くのが、トリマーの技術を高める一番の近道です。

2.ペットシッター

ペットシッターは、飼い主の自宅でペットの餌やりやトイレ掃除、散歩などを行う仕事です。

1人でお世話をするため、トラブルが発生したときやペットが怪我をしたときなど迅速に対応できる知識や技術が必要です。

ペットシッターは資格がなくても就職可能ですが、その分飼い主からの信頼度は下がるため、独り立ちするのに時間を要します。

TCA東京ECO動物海洋専門学校のペットワールドにあるペットワールド」の専攻では、動物の扱い方やビジネスマナー、コミュニケーションスキルなどを習得できます。

ペットシッターを目指す場合は、お客さまの信頼度をあげるためにも、資格を取得しておくと良いでしょう。

3.ペット栄養管理士

ペット栄養管理士は、ペットの体格や体調、病気予防などを考えて餌の種類や量を正しく調整したり、飼い主に食事の作り方を教えたりする仕事です。

仕事で使う以外に、飼っているペットの体調や栄養面を考えるために、資格を取得している飼い主もいます。

動物の資格なしでも大丈夫?知識や技術が必要な訓練する仕事3選

動物の資格なしでも大丈夫?知識や技術が必要な訓練する仕事3選

動物の特性を活かして効率よくトレーニングする仕事は、以下の3つです。

  1. ハンドラー
  2. 警察犬訓練士
  3. ドッグトレーナー

おすわりやトイレなど、家庭犬を訓練する基礎的な仕事より一段階上の知識や技術が必要です。1つずつ確認していきましょう。

1.ハンドラー

ハンドラーは、荷物の中に生肉や果物が紛れ込んでいないかチェックして、細菌や害虫を空港外に持ち込まないようにする仕事です。

臭いを嗅いで不審な荷物を見つけた場合は、ハンドラーに知らせるよう探知犬を訓練していきます。

TCA東京ECO動物海洋専門学校のペットワールドにある「ドッグトレーナー専攻」は、動物行動学や個々の性格に合わせたトレーニング方法など、ハンドラーを目指す人に必要な技術を身につけられます。

ハンドラーになりたい人は、正しい訓練ができる証明になる資格を取得してから、就職試験に臨むと良いでしょう。

2.警察犬訓練士

警察犬訓練士は、警察犬や災害救助犬、麻薬探知犬などを育てる訓練士です。

資格がなくても警察犬訓練士にはなれます。

ですが、捜査を円滑に進めるには、一頭ごとに性格の違う警察犬のしつけや訓練が適切に行える知識と技術を身につけ、心を通わせることが大切です。

また、資格を取得していると、就職に有利になるのも事実です。

TCA東京ECO動物海洋専門学校のペットワールドにある「ドッグトレーナー専攻」では、200頭以上の登録犬のなかから年間5頭以上を担当し、警察犬訓練士に必要なドッグトレーニングを実践的に習得していきます。

しつけの方法や接し方などを学び訓練に活かせる資格を取得しておくと、仕事がスムーズに進められます。

3.ドッグトレーナー

ドッグトレーナーは、一般家庭のペットのしつけから人助けができる高度なしつけまでを行う仕事です。

資格がなくてもドッグトレーナーにはなれますが、知識や技術が身についていないと犬を上手くしつけられません。

TCA東京ECO動物海洋専門学校のペットワールドにある「ドッグトレーナー専攻」は、犬種の特性や行動習性、ドッグトレーニングなど、ドッグトレーナーに必要不可欠な知識や技術が身につけられます。

ドッグトレーナーになりたい人は、就職に有利になるだけでなく任せてもらえる仕事も増えるため、資格を取得するのがおすすめです。

動物の資格なしで平気?就職倍率が高い仕事3選

動物の資格なしで平気?就職倍率が高い仕事3選

倍率が高いため、資格を持っていた方が少しでも就職に有利になる仕事は以下の3つです。

  1. 水族館飼育員
  2. 動物園飼育員
  3. ドルフィントレーナー

どの職業も就職は「狭き門」と言われているため、資格を取得して一次選考をクリアできる要素を増やすことが大切です。

1.水族館飼育員

水族館飼育員は、生き物の餌やりや健康管理、生態や特徴の解説などを行う仕事です。

水族館飼育員の求人は、毎年募集されるとは限りません。水族館が新設されたり欠員が出たりした場合に募集されるため、求人倍率が高くなっています。

TCA東京ECO動物海洋専門学校の海洋ワールドにある「水族館・アクアリスト専攻」や「水族館プロデュース専攻」では、水族館の役割や業務について研究したり、水生生物の生態の魅力を学んだりします。

また、ECO環境クリエーターワールドの「動物園・水族館&テクノロジー専攻」は、水族館の種を絶やさないために必要な動物の繁殖と遺伝のメカニズムや臨床検査演習などを学べる知識や技術を身につけられる専攻です。

いつでも求人に応募できるように資格を取得して、準備を整えておくと良いでしょう。

2.動物園飼育員

動物園飼育員は、動物の餌やりや排泄物の掃除、健康状態のチェックなどをする仕事です。

動物園飼育員は就職倍率が高く、競争率が激しいです。

TCA東京ECO動物海洋専門学校の動物ワールドにある「動物園・動物飼育専攻」や「動物園マネジメント専攻」では、飼育員に必要な知識や業務、動物行動学、野生動物の観察や調査などが学べます。

動物園飼育員に関連する資格を取得し、知識や技術を活かして貢献できることをアピールすると良いでしょう。

3.ドルフィントレーナー

ドルフィントレーナーは、イルカショーで芸を披露するためにイルカの調教をする人です。また、体重を計ったり体温を測ったりするなど、個体の体調管理をする目的もあります。

「狭き門」と言われているドルフィントレーナーの求人は、欠員が出たときや新設されたときなど変則的です。

TCA東京ECO動物海洋専門学校の海洋ワールドにある「ドルフィントレーナー専攻」や「水族館プロデュース専攻」では、イルカの飼育管理や習性、プール演習などを勉強し、潜水士の国家資格にも挑めます。

また、専門の施設と提携しているため、イルカのトレーニングを現場のプロから学べます。

ドルフィントレーナーを目指す場合は、求人募集があったときに少しでも企業の目に留まるよう、資格を取得しつつ知識や技術を身につけておくと良いでしょう。

動物の資格なしでOK?自然を守れる仕事3選

動物の資格なしでOK?自然を守れる仕事3選

資格がなくても自然を守れる仕事は、以下の3つです。

  1. アクティブレンジャー・レンジャー
  2. インタープリター
  3. ネイチャーガイド

関連する資格を持っていると参加者との会話の架け橋になったり、仕事幅が増やせたりします。順番にチェックしていきましょう。

1.アクティブレンジャー・レンジャー

アクティブレンジャー・レンジャーは、国立公園のパトロールや登山道の巡視、外来種の駆除など、自然を守る手伝いをする仕事です。

また、忙しいレンジャーに変わって補助的な仕事もこなします。

TCA東京ECO動物海洋専門学校の動物ワールドにある「野生動物保護専攻」では、環境保全や鳥類学、植物演習など、自然を守るために必要な知識や技術が学べます。

勤務地に合わせた資格を取得すると、散策に来た人が興味を持てる話題を提供できるようになるでしょう。

2.インタープリター

インタープリターは、五感を使って自然を感じたり、自然体験を通して発見する面白さや楽しさを伝えたりする仕事です。

TCA東京ECO動物海洋専門学校の動物ワールドにある「野生動物保護専攻」では、野生動物や植物の観察、調査、環境保護・保全に関する技法などを学びます。

また、ECO環境クリエーターワールドの「博物館・恐竜自然史専攻」では、実習を通して自分で考える力を養ったり幅広い知識を学んだりして、技術を身につけていけます。

自然に興味を持ってもらえる説明ができたり、好きになってもらったりするきっかけ作りができるため、インタープリターに関連する資格を取得しておくと良いでしょう。

3.ネイチャーガイド

ネイチャーガイドは、山や海などでアウトドア体験をしたい参加者が楽しめるように、企画を考える自然の案内人です。

TCA東京ECO動物海洋専門学校のECO環境クリエーターワールドのにある「ECO自然環境クリエーター専攻」では、野生動物や植物などを観察しながら幅広い知識が学べ、「博物館・恐竜自然史専攻」では、山で地図の読み方や散策などを行い、実地練習をして知識や技術、心構えを身につけていきます。

海洋ワールドの「水族館・アクアリスト専攻」は、海の生物の知識を学んだりスキューバダイビング実習などを行ったりして、技能を磨ける専攻です。

ネイチャーガイドを目指したい場合は、勤務地に合う資格を取得すると、より一層仕事の幅が広がりステップアップにも繋がります。

動物の資格を最短で取得するなら専門学校で学ぶのが1番

動物の資格を最短で取得するなら専門学校で学ぶのが1番

動物の資格を最短で取得する場合、専門学校で学ぶのが1番です。

なぜなら、資格によっては、専門学校に通っていたり特定の専攻で学んでいたりすることが試験を受けられる条件になっている場合があるからです。

条件に該当しない場合は追加料金が必要だったり、試験を受けるまでに一定期間必要だったりすることもあります。

数ある専門学校のなかでも、TCA東京ECO動物海洋学校は試験を受ける専攻が準備されていたり、資格取得を目指す条件をクリアできていたりする学校です。

専門学校で学べば専門的な知識や技術が習得できるだけでなく、就職に有利になる資格が取得しやすくなります。

動物の資格は、なくてもできる仕事もあります。

ですが、専門知識や技術を習得していることが証明できる資格を取得しておくと、就職が有利になるためおすすめです。

まとめ:動物の資格を有して知識や技術を習得している証明をしよう!

まとめ:動物の資格を有して知識や技術を習得している証明をしよう!

動物の資格は、なくても就職できます。

ですが、資格を取得していると知識や技術の証明ができるため、なりたい職業に就ける可能性が高まります。

また、動物と深く関われたり任せてもらえる仕事が増えたりするため、なりたい職業に関連する資格は取得しておくと良いでしょう。

TCA東京ECO動物海洋専門学校の各ワールドにある専攻では、知識や技術を身につけたり動物の資格を取得したりするのに役立つWメジャーカリキュラムがあります。

試験対策になるカリキュラムや特別授業も用意されているため、卒業までにより多くの資格を取得できます。

各専攻の詳しい内容は、公式サイトや無料の資料請求についてくる冊子をチェックしてください。

オープンキャンパスや体験入学なども随時開催されているため、気になるイベントがあれば参加してみるのがおすすめです。

就職時に知識や技術の証明ができるよう、TCA東京ECO動物海洋専門学校で動物の資格を効率的に取得していきましょう。